遠賀川河川事務所、北九州国道事務所、田川県土整備事務所、飯塚農林事務所、田川市と災害時に緊急対策工事や巡視などを行う協定を締結しており、社内でも連絡体制を整えて支援活動に備えています。
遠賀川河川事務所における基本協定締結式の様子。
工事名:熊本県県道298号線外啓開緊急対応(その1)
工事箇所:阿蘇国道維持出張所管内外
北九州国道事務所管内で熊本地震の支援要請に応じた建設会社は2社でした。平成28年6月8日に九州地方整備局長から感謝状をいただきました。
阿蘇国道維持出張所と北九州国道事務所職員と共に現地を事前確認しました。
現地に行くことで改めて被災の甚大さを実感させられました。
崩土を使って大型土のうを製作しました。
二次災害が起こらないように道路の崩壊箇所に大型土のうを設置しました。
工事名:福岡県県道211号線外啓開緊急対応(その4)
工事箇所:福岡県朝倉郡東峰村外
洪水で決壊した県道211号線の盛土工事を引き継ぎ、舗装工事を行いました。要請に応えるため夜間工事も行い3日間で交通開放することができました。
洪水で決壊した区間は路体盛土まで復旧は終わっています。
路盤と表層を仕上げます。
アスカーブを設置し移動式ガードレールを備え付けます。
舗装工は3日間で完了、無事早期に交通開放できました。
工事名:福岡201号降雪緊急対応
工事箇所:筑豊維持出張所管内(八木山周辺)
決められた箇所に看板を設置します。
融雪剤を撒いたり管内を巡回するのも大切な仕事です。
工事名:福岡201号降雨緊急対応(その1)
工事箇所:福岡県飯塚市仁保地先
国道201号筑豊緑地前の法面が50mにわたって崩壊、
通行中の車2台が落下し通行止めとなりました。
複数の建設会社が24時間の昼夜体制で応急工事を行い、5日間で開放すること
ができました。この工事で九州地方整備局長から表彰をいただきました。
建築や土木の仕事に興味を抱いて、わが職場を体験学習先に選んでくれました。
これからもますます勉学に励み、将来この業界に入ってくれればと切に願います。若者よ、ファイト!
最近では平板測量器を使う技師もなかなかいません。
自分より大きなタイヤにびっくり!
水田の面積を計測しましょう、という課題です。
湛水を控えた伊良原ダムを上流側から見た最後の見学者となりました。
遠賀川河川事務所からは、河川管理や環境活動の話を聞くことができました。
短期間の体験でしたが、大きな記憶となって将来に生かしてくれたらと思います。
福岡県立田川科学技術高等学校のシステム科学技術科では、平成29年度より「土木コース」が設置されました。学校側から清水丸源建設に、CADと光波測距機を使った測量実習を指導してくれないかと依頼があり、主に城井工事部長が3日間延べ9時間の実習指導にあたりました。
生徒は土木コース1期生の7人、全員とても素直で、こちらの説明を常に集中して聞いてくれました。生徒は自分達の作った設計図が、測量で地表に描き出されるのを見て感動。先生達も事前測量、CAD作図、復旧測量と一連の実習ができたと大変喜んでくれました。
この土木コースの生徒達が田川の地元で土木技術者として羽ばたいてくれることを大いに期待します。
CADで定めたポイントを角度と延長で押さえましょう
図面上のものが地表に再現できて大満足♪
CADは難しくないよ、慣れだから♪
先輩の指導に真剣な表情
そこでいいのか、ほんとうか〜♪
だらけてる生徒なんて一人もいませんでした
光波測距機も難しくないよ、慣れだから♪
金川小学校6年生の59人が3、4人のグループに分かれて、職業人20人に対してインタビューを行いました。学校側としてはいろんな職業人と接することで将来を考えるきっかけであったり、コミュニケーション能力を高めるねらいがあったようです。「どうしてこの仕事を選んだのですか」という直球質問に、「ダムのような大きな構造物を造りたかったんだ」という若き日の思いが蘇りました。好きな道を見つけ、その道のプロフェッショナルになってください、と激励してきました。